ピッコマが欧州撤退、Webtoon市場はどうなるのか Publidia #161

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カカオピッコマは、フランスの欧州子会社を解散し、日本市場に集中することを決定した。

広報担当者によると、市場成長が期待外れであり撤退を進めているとのこと。

カカオピッコマは2021年9月にフランスに子会社を設立し、2022年3月にサービスを開始したが、今年9月にフランス版のピッコマは閉鎖を予定している。
フランスでは依然として紙媒体の方が好まれているようであった。

日本では2023年に取引量が1,000億円に達し成長している。

これは、ピッコマ自体が失敗したというより、フランスおよび欧州市場が現時点では伸びないということで撤退したというだけである。

米国や世界的にウェブトゥーンは受け入れられつつあると感じている。
LINEマンガのサービス統括者のインタビューがCNET Japanに掲載されている。

Webtoon作品自体が世界的に若い層に受け入れられている状況や、日本と韓国のWebtoon作品の違いが語られている。

また、Webtoon作品原作でNetflixやDisney+で映像作品制作もされている状況から、Webtoon自体に勢いが落ちたとは個人的には感じない。

Webtoonが市場規模的に日本のアニメなどと並ぶのに時間はかかると思われるが、成長はして一つの市場として確立するのは間違いないと感じている。

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だいたい週3回、Catalyst by Publidiaというポッドキャストを配信しています。
今週は、「15人のスタッフで約23億円の収益をあげるニュースレタ」「KADOKAWAの2024年3月期の決算発表をよむ」「8割近くが芸能コタツ記事？コタツ記事の多さは末期なのか？」というエピソードを配信しています。

Spotify、Apple Podcast、LISTENで聴くことができます。

• Spotifyは日本版年次レポートを発表した。2023年、国内アーティストの印税は200億円以上で、再生回数は27億回以上。印税の約半分は海外リスナーによるものだと伝えられている(Real Sound)
  また、印税分配の新ルールについてSpotify Japanの代表取締役がインタビューに答えているが、音楽業界には疎いのでこれがどう捉えられるかわからないが、関連して読むと面白いかもしれない(Real Sound)
  

• 新たなKADOKAWAの漫画サービス「カドコミアプリ」が、本日2024年5月10日（金）より事前登録開始！(株式会社KADOKAWA)
  

• Yahoo！アクセス＆コメントランキングに「芸能コタツ記事」の末期を見た / 現役ライターも嘆く【画像リンク】の甘い誘惑(ロケットニュース24)
  

• ビーグリー、第1四半期決算は営業益10％増の4億0700万円…「まんが王国」の広告宣伝の効率化とデジタル出版の成長で(gamebiz)
  

• 朝日新聞グループに、カタログ通販主力の「ライトアップショッピングクラブ」が加わります | お知らせ(朝日新聞社)
  

• Appleが次のiOSとmacOSでSafariにアドブロッカーを搭載する計画があると噂になっている。まだ噂レベルではあり、主に収益を広告であげているパブリッシャーへの相談は一切されていないとのこと(PressGazette)

• OpenAIがメディアに提案した「プリファード・パブリッシャー・プログラム」とはなにか(SlowNews)

• Facebookのニュースサイトへのトラフィックが1年で５０％減(MediaPost)
  

• メディア連合による公開書簡：広告費で運営されるBBCポッドキャストの「悲惨な影響」を政府に警告(The Media Leader)
  

• BuzzFeedはAIを低迷する広告ビジネスの救世主だとまだ考えている(AdExchanger)
  

• Google PublisherCenterが大きく変わる(NEARVIEW Media)
  

• Netflixは独自のアドテクを立ち上げ(AdExchanger)
  

• Vice Mediaがデジタル資産（ブランド）を刷新(Axios)
  

• IABの米国ポッドキャスト広告調査によると、ポッドキャスト収益の伸びは2023年に鈍化(podnews)
  

• IABの米国ポッドキャスト広告調査によると、ポッドキャスト収益の伸びは2023年に鈍化し、2024年には2桁成長に戻る見込み(IAB)
  

• 【トップ近況】ＣＣＣ・高橋誉則社長「唯一無二にこだわる」　渋谷のＴＳＵＴＡＹＡ旗艦店をリニューアル、究極的には全ての商品を限定品に(zakzak)
  

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• 【特集】電子書籍ストアから見るライトノベルのいま　BOOK☆WALKER×ブックライブ×Reader Store担当者座談会(ラノベニュースオンライン)
  

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• 【決算】KADOKAWA　通期売上1％微増　夏野社長｢ゲーム事業に依存せず成長する｣(The Bunka News デジタル)
  

• 日販GHDの富樫社長、23年度決算「12億円の経常赤字見通し」と報告(新文化オンライン)
  

• 富士山マガジンサービス、新雑誌『クラクション』の創刊を支援(株式会社富士山マガジンサービス)
  

先週少しふれた、オリジナルプロファイルの団体への質問が返ってきました。

ほぼゼロ回答だったのですが、色々と見えてきたこともありもう少し調べていこうと思います。

老舗の出版社講談社のグループ会社であるKODANSHAtech LLCにてディレクターとして働いています。複業として、ウェブメディアのマネタイズ支援やデータ分析なども行っています。以前は読書管理サービス ブクログの事業責任者、メディアドゥでマンガサービスとブロックチェーンプロダクトに関わっていました。

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