読売新聞オンラインの広告問題 Publidia #172
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# 読売新聞オンラインの広告問題
読売新聞オンラインで、詐欺広告が表示されると話題になっている。
この詐欺広告では、サポート詐欺と呼ばれるものが表示されているようだ。サポート詐欺は、いきなりウイルス感染したかのように画面を見せかけ、不安を煽り金銭を要求したりするなどの行為である。
このサポート詐欺広告は、Googleやそこに繋ぎ込んでる広告会社が審査を行っていないことで配信されていると言われる。
広告会社などのプラットフォーム側が対策を行っていく必要性もあるが、なぜ読売新聞が頻繁に言及されるのだろうか。信頼性が売りの新聞サイトで、そのようなサポート詐欺などの詐欺広告が表示されるという事案はあまり見かけてない。(少なくとも私は)
読売新聞オンラインの広告についての課題は、これだけではない。
広告が多いと、周りでもっぱらの評判だ。
しかし、他の新聞社のサイトも広告を表示している。あくまで印象だけかもしれないので、他の新聞社と比較してみたい。
比較方法について
日本には多数の新聞社がある。
今回の比較では、大手の新聞社である朝日新聞デジタル、毎日新聞デジタルと、東京新聞、日経新聞を調べてみる。
今回、記事を読み終えるまでにいわゆる広告(プログラマティック広告、自社広告含む)が表示領域に対して何%表示されているのかを調べて比較してみる。PCとスマートフォンでの表示をそれぞれ比較してみる。
また、調査したのはいずれも2024年8月1日時点である。