失敗を具体的に語れることは重要である Publidia #273
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# 🚩 トップニュース
丸紅、講談社、集英社、小学館の4社は10月、取次を介さない書籍配送を始める。4社が共同出資するパブテックス(2022年設立)が流通網を構築し、書店からの追加注文に対応する。宅配事業者がEC商品などを運ぶ車両に書籍を混載し、注文から到着までの日数を最大2週間程度から2〜3日に短縮する。
新刊本の初回出荷は従来通りトーハンなど取次が担う。まず大手書店を中心に約80店へ導入し、26年度内に150店以上、数年内に全国の書店の1割にあたる1000店以上への拡大を目指す。(日本経済新聞)
Googleは8月27日、Google Play Booksで購入した対象電子書籍をAIツール「Gemini Notebook」(旧NotebookLM)に追加できる機能を提供開始した。
Google横断の取り組み「Expert Intelligence」の一環で、Penguin Random House、Macmillan、Bloomsbury、O'Reilly Mediaなど大手出版社の10万冊超が開始時点の対象となる。書籍の内容を根拠に質問へ回答するほか、インフォグラフィックス、音声概要、クイズの生成に対応し、利用者自身の資料と組み合わせて使うこともできる。
利用には当該書籍をGoogle Play Booksで所有していることが必要で、ノートブックを共有しても共同利用者が内容を扱うには各自の購入が求められる。
今後はGeminiアプリやAI Mode in Search、第三者サブスクリプションや業務向け調査レポート、教科書などへ対象を広げるとしている。
Publishers Weeklyは、対象が主にトレードノンフィクションであること、著作権保護に配慮した設計により出版社側の受け止めが好意的である点を報じている。(Publishers Weekly)(Impress Watch)(Google)
米連邦取引委員会(FTC)は8月31日、22州の司法長官とともにAmazonをワシントン州西部地区連邦地方裁判所に提訴した。ネット通販サイトの広告オークションを操作し、入札で決まるはずの価格を上回る料金を広告主から徴収したうえ、虚偽の説明をしていたと主張している。対象はSponsored Products、Sponsored Brands、Sponsored Displayの3商品で、影響を受けた広告主は120万社超、Amazonが得た収入は200億ドル(約3兆2000億円)超とされる。
FTCは差し止め、広告主への金銭的救済、民事制裁金などを求めた。Amazonは訴訟を見当違いだとし、広告主の行動原理を誤解しており消費者への不利益もなかったと反論した。
連邦当局がAmazonの広告事業そのものを標的にした訴訟は今回が初めてとなる。(日本経済新聞)(Axios)
# 🗾 国内ニュース
スナックでも“ぜんぶ議論しよう” ー 危機感7割、ワクワク3割!? メディアはAI時代に何を守り、何を変えようとしているのか ー(ExchangeWire Japan)
Web指標一覧 (2026年4-6月期)を公開しました(一般社団法人 日本ABC協会)
広告が“受け入れられる瞬間”を捉える 新指標「広告受容度」の可能性(AdverTimes.)
Google、27年2月17日からAd ManagerとAdSenseの広告計測を描画開始時へ変更(RTB SQUARE)
スマートニュース、UUUMとの提携を拡大 クリエイターのYouTube動画をAIで記事化する取り組みを本格展開(SmartNews, Inc.)
検索・SNS・リテールメディアに続く「第四の波」 6月に日本上陸した「ChatGPT広告」とは?(AdverTimes.)
ロボットスタート株式会社、新たな資金調達を完了し、累計調達額は8億円規模に(ロボットスタート株式会社)
米国発メディア「コンプレックス」、日本上陸 音楽やスポーツ、ジャンル横断(朝日新聞)
「数万曲を無断でAIに」ソニー傘下など35社、アンソロピック提訴 [AIの時代](朝日新聞)
「届ける」から「選ばれる」へ。AI時代のメディア戦略とは?(電通報)
Febri サイト閉鎖のお知らせ(Febri)
総務省、「pixiv」「note」など情プラ法の「大規模プラットフォーム事業者」に追加、誹謗中傷への迅速な対応など求める(INTERNET Watch)
ショートアニメのPlott、海外展開本格化 英語版の再生数27年に8倍へ(日本経済新聞)
ソラジマ、2026年3月期決算は最終損失1億円と赤字幅拡大…Webtoon主軸に書籍化や従来型マンガ、メディアミックスにも注力(gamebiz)
日本IP、グローバルへの飛躍の条件(Forbes JAPAN 公式サイト)
講談社USA社長インタビュー リトルトーキョーに独自出展、現地で語る米国戦略(日経クロストレンド)
Google AdSense、インプレッションのカウント方法を「レンダリング開始時」に変更へ(Google AdSense to change how it counts impressions: Begin-to-Render)(Search Engine Land)
「人と人のつながり」を諦めない―MIXI創業者・笠原健治氏が語るSNSの変質と安心のかたち(INTERNET Watch)
# 🌏 海外ニュース
LLMの引用を使いこなす:Axios発行人ニコラス・ジョンストン氏からのアドバイス(LLM citation mastery: Tips from Axios publisher Nicholas Johnston)(Press Gazette)
BuzzFeedによるHuffPost買収の狙いは何だったのか?(What was the point of BuzzFeed’s HuffPost acquisition?)(Simon Owens)
Googleは、一部のクエリを対象に「AI Overviews」を動的に拡大しています。(Google is dynamically expanding AI Overviews for some queries)(Search Engine Land)
Puckの意外な2億5000万ドルという評価額(The Unlikely $250 Million Valuation Of Puck)(Too Much TV)
「ChatGPT」広告、年換算の売上高10億ドルに 開始200日足らずで達成(ITmedia NEWS)
PoliticoはいかにしてCMSの移行によりAIイノベーションを加速させたか(How Politico has boosted AI innovation by moving CMS)(Press Gazette)
学んだこと:ブルームバーグのCEOカレン・サルツァー氏が語る「大胆さ」と「ある程度の不快感との共存」(What I've learned: Bloomberg CEO Karen Saltser says 'be bold and learn to live with some discomfort')(Press Gazette)
Google、広告事業の分割回避 独禁訴訟で米司法省の売却案却下(日本経済新聞)
Googleは広告事業の分割を強制されることはない(Google won't be forced to break up its ads business)(Axios)
Google、広告事業の分割は免れるも、裁判所が運営方法の変更を命令(Google spared from ad-business breakup, but judge orders changes to how it operates)(TechCrunch)
# 📕 出版関連ニュース
海外ファンの熱量を最大化する「講談社流・北米市場マーケティング」(Forbes JAPAN 公式サイト)
『週刊ダイヤモンド』を完全デジタル化(ダイヤモンド社)
光文社、減収減益決算 最終黒字に(新文化オンライン)
【決算】光文社 82期決算は減収も2期連続の最終黒字 「ワンコンテンツ・マルチユース」を推進(The Bunka News デジタル)
U-NEXTがウェブ文芸誌「文学茶釜(何が出るかな)」創刊 純文学や映像、全作品無料(日本経済新聞)
集英社の公式ファッション通販サイトが大リニューアル! サービス名を「HAPPY PLUS(通称:ハピプラ)」に改称、大人の女性のための編集型セレクトショップ「HAPPY PLUS edit」がローンチ(株式会社集英社)
「全国ご当地おみやげブックカバーコンテスト2026」を開催 全国498書店で地域企業37社のブックカバーを配布(株式会社トーハン)
出版取次の危機、生き残りへ使命感 日販GHD・富樫建社長、「撤退検討」発言の真意は(朝日新聞)
【取次協会・富樫建会長に聞く】取協流通合理化案で目指すもの 出版物流網維持のため「一層自助努力する意思表示」(The Bunka News デジタル)
AI編集者は作家の卵を育てるか KADOKAWA、構想整理し完成まで伴走(日本経済新聞)
トーハン、完本事業を開始 出版社と連携し翻訳版を制作、海外へ流通(株式会社トーハン)
書店を守れば、本は売れるのか(出版業界ニュースまとめ)
# 📍 ピックアップ
失敗を具体的に語れることは重要である Piano Academy Tokyo 2026の感想
2026年9月2日に行われたPiano Academy Tokyo 2026に参加してきた。
仕事の都合で、前半に行われたハースト婦人画報社、報知新聞社、Creative2の3社の事例を聴くことができた。
婦人画報プレミアムは2021年にログイン必須コンテンツでデータを貯める段階を先に置き2023年に有料会員を開始、Piano導入と同時に550円から990円へ値上げしている。報知新聞は今年からの導入で、スポーツ報知(PV/ADモデル)とUMATOKU(サブスクモデル)の二本立て。Creative2は野球の指導者向けメディア(月5,500円)、ホークス系の「鷹フル」、立ち上げ間もない「フルカウントプラス」の3サイトについて事例が共有された。
印象に残ったのは成功施策の中身ではなく、失敗の解像度の高さである。
