SBIネオメディアが3億円で手にした、生態系の欠けたピース Publidia #268
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Claudeの共有チャットとArtifactが、Google検索で閲覧可能になっていたことが判明した。Redditユーザーが多数の共有会話を一覧表示できると指摘し、404 Mediaが報じた。原因はリンクを知る者なら閲覧できる「share chat」機能。
Anthropicは検索エンジンにサイトマップ等は提供しておらず、共有した時点で内容は公開されたものになるとしている。(TechCrunch)
KDDIは2026年7月28日、出版・専門メディアと連携した対話型AIサービス「Buffmee(バフミー)」の提供を開始した。出版社等から許諾を得た書籍・雑誌・Webメディアなど約150コンテンツのみを情報源とし、回答時に出典を明示、引用元URLから提供元へ送客する。
ラインアップにはオレンジページ、鉄道ファン、宅建士 合格ナビのほか、ユーザベースのNewsPicksが「NewsPicks Select」の作品を提供する。
料金は無料プランと月額980円のプレミアムプランで、申し込みから1年間無料のキャンペーンも実施する。(KDDI) (NewsPicks)
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SBIネオメディアが3億円で手にした、生態系の欠けたピース
SBIホールディングスは2025年5月、メディア・エンタメ事業を統括するSBIネオメディアホールディングスを設立し、「金融・IT・メディアの融合」を掲げてメディア企業やIP企業の囲い込みを進めてきた。
北尾吉孝会長は行動経済学を援用した「感情経済圏」を構想の軸に置き、エンタメで生まれる熱狂を金融サービスへの導線に変えると説明する。
2026年5月時点で参画は23社。1,000億円規模のコンテンツファンドも組成した。
2026年7月29日、GiGOなどを国内外で展開するアミューズメント企業 GENDAは、SBIホールディングスとの資本業務提携を取締役会で決議した。
内容は3点。GENDAがSBIグループ組成の「SBIネオコンテンツファンド」にLPとして3億円を出資、SBI側は子会社を通じて2026年6月末時点のGENDA発行済株式総数の1%を上限に市場買付、両社のコンテンツとプラットフォームを組み合わせた企画・販促施策を共同展開する。
GENDAはGiGO等のアミューズメント施設やカラオケBanBanを国内外で約1,100店舗、ミニロケ(施設の片隅にあるクレーンゲームコーナー)なども約13,000箇所運営する。

GiGO秋葉原1号館
引っかかるのは金額の小ささである。3億円とGENDAの株式1%(2026年7月30日時点で11億円程度)は、SBIの規模ではほぼ端数だ。
それでもこの提携が構想上重いのは、SBIネオメディア生態系にこれまで欠けていた層をGENDAが埋めるからである。
2025年5月の設立以降、同社が集めてきたのはライブドア(月間12億PV・1億UU)、リンクタイズ(日本版Forbesなど運営)、CoinPost、ブランジスタといったメディア群と、TWIN PLANET、Brave group、BLISSOO、インクストゥエンター、カルチュア・エンタテインメントといったIP・タレント群。加えてTHE COREやgumiの制作機能、Ridge-iのAI、Startale GroupのWeb3が入る。6月には電通・電通デジタルと業務提携し、フジ・メディア・ホールディングスとも資本業務提携の協議に入った。制作から流通、広告までは揃っている。
揃っていないのが、生活者が金と時間を実際に落とす出口だった。
5月19日のSBIネオメディア・サミット 2026時点で生態系は23社、うち持分法適用が14社、売上の単純合計3,000億円、取り込みベース利益は約80億円とされる。
この23社でリアルの現場を持つのはSBI MUSIC CIRCUSとW TOKYO(東京ガールズコレクション運営)だが、いずれも年数回の興行である。約13,000箇所の拠点を持つGENDAは、金融データでも広告在庫でも代替できない。
一方、金額の小ささは提携の性格も規定している。



