Perplexityがステルスクロール Cloudflareが指摘 Publidia #220
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最新回#39は以下になります。
# 🗾 国内ニュース
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プロ・専門家向けの執筆プラットフォーム「theLetter」運営のOutNow、朝日新聞社グループに参画(株式会社OutNow)
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SBI、地方メディアの買収検討(時事ドットコム)
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Gunosy黒字転換を果たすも成長限界見えたか? ゲーム会社買収で新局面へ【メディア企業徹底考察 #276】(Media Innovation)
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KDDIとNewsPicks、縦型ショートグルメアカウント「しまうま食堂」を開設(KDDI株式会社)
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コミチが出版社向けWeb雑誌横断型ニュースサイトCMS「コミチプレス」を始動 第1弾は集英社と協業で「リマコミ+NEWS」をスタート!(株式会社コミチ)
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通販7割で「ダークパターン」 定期購入欄に印、購入に会員登録必須(日本経済新聞)
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「ABEMA」黒字射程内 サイバーエージェント、藤田晋氏10年の賭け(日本経済新聞)
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LINE、9月から大型リニューアル VOOMタブが消えEC・ウォレット強化(Impress Watch)
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Hakuhodo DY ONE、日本テレビ「プログラマティックネット(運用型全国CM)」へ入札開始(RTB SQUARE)
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TVerのプロダクト開発を支えるプロダクトマネージャー/エンジニアリングマネージャーに話を聞いてみた(TVer HR BLOG)
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ニフティが「個人ホームぺージ」サービス継続の姿勢を表明。このSNS時代になぜ? 蓄積された情報資産を未来に残す――熱い思いの新プロジェクト立ち上げの背景には30年の歴史が(INTERNET Watch)
# 🌏 海外ニュース
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AIを活用した検索:検索クエリの増加とクリック品質の向上を促進(Google The Keyword)
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Google 、広告の重心をシフト アドテクは過去の遺産に?(DIGIDAY[日本版])
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Peopleの発行元であるDotdash Meredithが、People Incに社名変更を発表(AXIOS)
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Instagramは、ライブ配信を行うためにユーザーが少なくとも1,000人のフォロワーを保有することを必須条件とした(TechCrunch)
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米公共放送機構、助成金廃止で閉鎖へ 地方メディアに打撃(ロイター)
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スポティファイが米国以外で料金値上げ-市場は好感、株価一時8%高(Bloomberg)
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Craigslistは新聞を壊滅させたのか?(Poynter)
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2025年に新たなメディアイベントを立ち上げるには何が必要でしょうか?(A Media Operator)
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OpenXがGoogleを提訴、広告オークションの「不正操作」を主張(Adweek)
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Amazon、オーディオ事業再編に伴いWondery・ポッドキャスト部門を再編(Adweek)
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AmazonがWondery従業員を削減し、オーディオ事業を再編する(Bloomberg)
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親会社 Ziff Davis の経費削減に伴い、IGN が人員削減に(The Verge)
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Cloudflareは、PerplexityのAIボットが「ステルスクローリング」によりブロックされたサイトにアクセスしていると主張(The Verge)
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Redditの収益が急増、AIと広告に注力(TechCrunch)
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Redditが、AI生成の回答で最も引用されたドメインとして首位に立った(Press Gazette)
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広告自動化がRedditの史上最も利益率の高い四半期を牽引(AdExchanger)
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SB Nationがサイトをリニューアル。Vox MediaがGoogle Zeroへの対応を準備中(AXIOS)
# 📕 出版関連ニュース
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日本電子出版協会 電子コミック市場崩壊の危機(JEPA|日本電子出版協会)
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BookTok Celeb Jack Edwards Wants to Elevate Online Reading Culture(Publishers Weekly)
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アルファポリス:WHITE FOXを完全子会社化 アニメビジネス拡大を目指す(MANTANWEB)
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中央公論新社の「婦人公論」コミュニティが成長…デジタル会員数1.5万人突破、LINEアカウントメディア友だち数100万超え(Media Innovation)
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CCC・高橋誉則社長兼CEO 横浜に本社機能移転、「ツタヤ」から今後は トップに聞く(カナロコ)
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品切れ文庫本の復刊プロジェクトの先に、DNPが見据える出版構造改革(読売新聞オンライン)
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なぜ? 楽天Koboに「読み放題サブスク」がない理由 「一部の国で提供も、日本未提供」の事情 CEOが語る(ITmedia Mobile)
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小学館新書のアクセシビリティへの取り組みについて(株式会社小学館)
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ビルボードジャパン・礒﨑誠二氏に聞く 「ブックチャート」が出版業界にもたらすもの「面白い本を見つける環境ができる」(The Bunka News デジタル)
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資格のTACがMBO実施へ 非上場化でデジタル教材開発(ロイター)
# 編集後記
先日、VCの方が作った1万円の雑誌を買いに行きました。
なぜ1万円で売ったのか。そしてなぜAmazonなどで広く流通させず、イベントだけで販売したのか。その理由が知りたくて、私は店を訪れました。
期間限定で開かれていたANRI書店を訪れ、企画者の中路さんに少しお話を伺いました。
中路さんは『SNSであまりにも情報が届きすぎる時代に、あえて“閉じた”ものを作りたかった』と話してくれました。
企画者の中路さんが編集後記で、2024年に行った文学フリマを「理想のWeb2.0がここに実現しているじゃん」と感じたらしい。
Web2.0が流行っていた時代、情報の流通も今ほど高速ではなく、その濃度も今ほど薄くなかったと自分は感じます。
そして、ある種Web2.0はファンタジーであり資本主義的でない部分もあり”楽しかった”のだと思います。ただ、その楽しかっただけではビジネスにはならなかったのも事実であり、自分はWeb2.0時代にもてはやされたサービスが商業的に厳しかったのを黒字まで持って行った経験もあるため、Web2.0という言葉には色々と思うところはあります。
VCという”ビジネスを広げる企業を支援する”人が仕事の立場を離れて、文学フリマを、”閉じて濃度がある”ものとして斬新に見えたのだと思います。
その文学フリマも商業出版の風が少し入ってきて批判が起きていること自体も皮肉なことだと思います。(これについては、ビッグサイトという場所でやる上で避けて通れない道だと個人的には思っている)
この斬新な少数しか持っていない雑誌を手にできたことは、ある種濃度が高い(エア)ブッククラブに属しているような感覚を持てて嬉しく、少しずつ読み進めていきたい。
そして、こうした取り組みが出版社の中にいる人にはどう映るのか、聞いてみたい気持ちはあります。

老舗の出版社講談社のグループ会社であるKODANSHAtech LLCにて広告関連の担当や子会社事業のメディア担当ディレクターとして働いています。複業として、ウェブメディアのマネタイズ支援やデータ分析なども行っています。以前は読書管理サービス ブクログの事業責任者、メディアドゥでマンガサービスに関わっていました。
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