Googleのアルゴリズムの一部が流出 Publidia #163
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# Googleのアルゴリズムの一部が流出
Googleの検索アルゴリズムの一部が明らかになり、複数のメディアやSEOの専門家が言及を行っている。
Googleの検索アルゴリズムは、公式なガイドラインなどがあるが基本的には仕組みが公開されているわけではない。
その仕組みの一部が、内部文章のリークにより一部明らかになっている。
その中には、一部Googleが存在を否定していた評価方法などが実際には存在したりと、Googleは正直に答えていなかったようだ。
個人的に注目したのは、ユーザの検索結果でのクリックなどの行動を評価するNavBoostというものが公式に否定されていたが、リークした文書では存在が確認されている。
日本国内のSEO専門家も、以前から存在を指摘していたのを目にしていた。
ただ、Googleが否定していたものが存在していたということで、Google(を代表して回答していた窓口)が嘘をついていたかというと、それはわからない。知らなかったという可能性もある。
本件で注意したいのは、Googleの検索結果のアルゴリズムの一部が明らかになっただけ、ということで、ではそれを活用して順位を上げることができるか。
それほど簡単ではないということだ、評価要素は100以上はあり、誠実にユーザの検索意図にそってコンテンツやサイトを作っていくことをしていけば良いだけだ。
上記のThe Vergeの記事より専門的に書いてる記事もあり、より詳細を知りたい方は読んでみるのをお勧めする。
しかし、このドキュメントが出たことにより順位をハックできるとは思えないが、こうした情報があるからなんとか順位を上げてくれと本質的じゃない依頼が社内で起きないことを祈る。
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# 🌏 海外ニュース
注目ニュース
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米国の雑誌「The Atlantic」とデジタルメディア企業「Vox Media」が、OpenAIとライセンスおよび製品契約を結んだ。これにより、OpenAIは両社のアーカイブおよび現在のコンテンツを利用してAIモデルを訓練し、ユーザーの質問に回答する際に使用できる。契約には、出版者がOpenAIの技術を活用して新たなジャーナリズム製品を開発する権利も含まれている。(Axios)
OpenAI社と契約するパブリッシャーが増えているが、逆に訴訟を起こすパブリッシャーも出てきて対応が割れている。
その他のニュース
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# 編集後記
5月30日にDIGIDAY PUBLISHING SUMMITに登壇しました。
話した内容については、後日記事になるようなので、何を話したかについてはそこにお任せするとして。
少し話ができなかったという話題について。
今回のイベントでは、伝統的なパブリッシャーが作るコンテンツの価値について全般話がされていました。
個人的には価値というのは受ける側が評価するべきものなので、基本的に自分たちで価値があると主張すること自体は自由だと思いますが、それだけでビジネスが成立するわけではないと考えます。
価値があっても、その価値が他の無料コンテンツで代替可能であれば、その価値あるコンテンツにお金を支払われる機会は減っていくと考えています。
イベントの前半では、主にリアル雑誌をベースに話がされており、物理的なものが存在する場合は価値の見せ方、届け方の工夫ができるのだなと感心しました。
デジタルのみでは、その表現の難しさはあると感じています。
老舗の出版社講談社のグループ会社であるKODANSHAtech LLCにてディレクターとして働いています。複業として、ウェブメディアのマネタイズ支援やデータ分析なども行っています。以前は読書管理サービス ブクログの事業責任者、メディアドゥでマンガサービスとブロックチェーンプロダクトに関わっていました。
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